柔軟剤の開発で最も力を入れる箇所はやはり「匂い」
最近は匂いの強弱に加え、匂いの品質もどの様な匂いが好まれるかをリサーチして、皆様が求めているものを的確に捉えなくては、価値をお届けできないと考えました。
いい匂いって数値化するのも大変ですし、柔軟剤の匂いは洗濯した後で変化もするので、洗濯後の匂いが「どの様な状態か」は重要です。
「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤」
一言でいうならば現在のトレンドは「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤」が皆さんに好まれるいわば【良い香り 柔軟剤】です。
この表現って、実に絶妙な匂いの柔軟剤であることを表している言葉ですよね~
「絶妙=匠の技」的なイメージを筆者は持っていますが、古い昭和の考えですか(笑)
食事でもハッキリした味も確かに良いですが、高級なお寿司屋さん(しばらく行ってないので記憶があいまいですが)などは繊細な味を表現しています。
その味への最大限の賛美の言葉として「絶妙」と私は言葉を発してしまい笑顔になる。
そのため絶妙という言葉には=(イコール)匠の技が表裏となってしまいます。
さて、いつ食べたかすらも忘却の彼方にある銀座のお鮨の話はさておき、私たちがの生活に欠かせない洗濯、そして衣類を気分よく着るための柔軟剤にも、Tokyo洗剤のこだわりがあり、巧みの技の真似事かもしれませんが、たゆまぬ努力があったお話のご紹介。
「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤を作ろうと思ったきっかけ」
私たちは洗剤開発をしているせいか、日常生活でも匂いに対して敏感とも言えます。
何気なく入ったレストランや、トイレ、路上や電車などあらゆるところで香る匂いにポジティブにもなれば、ストレスを感じる原因にもなります。
これが自分の着る衣類ならいい匂い 柔軟剤 を使用し、いい匂いの衣類を着たいと思いますよね。
乾いた衣類を最初に着て感じる良い匂いは、実に気分が良いものです。
この感覚を大切にしたい思いがまず1点ありますね。
次に電車でのあるあるですが、香水をつけすぎた方の匂いなどは、私の場合頭痛を起こします。
また紙タバコを吸う方で、こまめに洗っていないスーツなどを着ている方が隣の席に座られると、ただの香害でしかありません。
電車を利用される方は、このようなご経験をされたことはありませんか?
これをどうにかしたいなと思いました。
良い匂いでも強すぎると迷惑がかかりますし、匂いが残らなければ意味がない。
すれ違った時にいい匂いが香るのがベスト、そのため「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤」を作ってみようと思ったきっかけです。
すれ違った時にいい匂いの柔軟剤を作る
ところで【柔軟剤いい匂い】この、いい匂いとは何なのでしょうか?
これってハッキリ言って「好み」になってしまいます。
しかし好みの中にも何かいい匂いの基準のようなものって何だろうと考えたのですが、キーワードとしてはやはり「自然な香り」が第一条件だと思いました。
自然で良い香りはやはり花の香り。
香りの強い花、ヒヤシンスの香りやチューベローズ、クチナシやスイートピーなど様々な香りがあります。
実際に会社の近所の花屋さんで、色んな花の香りを嗅ぎましたし、歩いていて庭園のある場所で咲いている花の香りを嗅いだりしていました(笑)
嗅いだ匂いで一番気に入ったのが白百合の香りです。
この匂いを柔軟剤にしようと思い作ることになったのです。
そうと決まれば香料メーカーへ白百合をもって行き、様々なサンプルを製造してもらいました。
意外とアナログでなんとかなるものです(笑)
すれ違った時にいい匂いの柔軟剤
すれ違った時にいい匂いの柔軟剤にはコストがかかる
今回、匂いを独自に製造して気が付いたのですが、自然な匂いはコストが他の化学的な匂いに比べると高いです(笑)
廉価な柔軟剤などは、匂いが自然ではありませんし、独自の化学的な匂いも感じます。
また洗濯後、香りが残らなかったり、逆に強すぎたりとバランスが難しいと言えますね。
自然な匂いで、化学的な嫌な匂いはせず、洗濯後も香りが残り、なおかつすれ違った時にいい匂いの柔軟剤にするためには、香料の量も多めに必要だったので、香料が最もコストがかりました。
そこで分かったのは、匂いが化学的で、廉価な柔軟剤では良い匂いを作るのは難しいということです。
「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤はコストがかかる」
良いものを作ろうと思ったら何事もこの問題が障壁になりますよね。
「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤まとめ」
・「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤」は公共の場でも認められる香り。
・「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤」は香水のように化学的な香りではなく、花のように自然な香り。
・「すれ違った時にいい匂いの柔軟剤」はコストがかかる。
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