【洗剤の種類と特徴】
洗剤には様々な種類がありますが、結局どれがいいのって思ったことはありませんか?
塩素系洗剤、アルカリ性洗剤について少しお話ししていきますね!
【洗剤の種類は大きく分けて3つのカテゴリーがある】
- 塩素系・アルカリ性
- 中性
- 酸性
【洗剤の種類 塩素系洗剤】
主にトイレやお風呂場、食器で使いさいは漂白をするさいに利用しますね。
製品でいうと、ハイターやトイレのドメストなどが、塩素系洗剤になります。
塩素系洗剤はトイレやお風呂場のカビの除去、洗濯槽のつけおき洗剤などで、使用されていることの多い洗剤です。
成分は次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、この成分がカビの細胞とカビが作る色素を酸化、分解してくれる作用があります。
液体アルカリ性を調整するので、この作用を安定させるわけですね。
また、使用にあたっての注意点ですが、お風呂場やキッチンの排水溝などを掃除する際に、塩素系の洗剤を利用される方は多いと思います。
塩素系洗剤は独自のニオイを発生させるので、「換気」の良い状態で使用しなくてはいけません。お風呂場を掃除する際に、密室のままで使用すると、掃除中に息苦しくなったり、気持ち悪くなったりしますので、塩素系洗剤を使用する際は、「換気」が絶対条件ですので気をつけてください
【洗剤の種類 塩素系洗剤 まぜるな危険】
塩素系洗剤に必ず表記してある「まぜるな危険」こちらについても紹介したいと思います。
塩素系洗剤に記載してある「まぜるな危険」これは何と混ぜたら危険なのか?
という疑問を持たれた方もいると思うので、解説します。
結論からお伝えすると、酸性物質と混ぜてはいけません。
酸性のクリーナーやお酢などの酸性物質と塩素系洗剤が混ざると、急激に分解して塩素ガスが発生します。この塩素ガスは危険なガスなので絶対に酸性のものと塩素系洗剤は混ぜてはいけません。
ちなみに塩素ガスは、第一次世界大戦時にドイツ軍が塩素ガスを使用して、死者5,000人を出したこともある危険なガスです。
【洗剤の種類 酸素系 漂白剤とは】
しかし衣類や台所で漂白剤を使用することは多いと思います。
塩素系の漂白剤は酸性の洗浄剤に反応するだけでなく、お酢やジュースにも反応して塩素ガスを出す恐れがあります。
注意していても、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の方は、心配だと思います。
そのため、衣類や台所での漂白剤は塩素系ではなく「酸素系漂白剤」を使用すると安全なのでおススメしています。。
【酸素系 漂白剤とは?】
「酸素系漂白剤」は2つの成分から構成さえています。
・炭酸ナトリウム
「過酸化水素」は酸素を出して汚れを酸化・分解し、「炭酸ナトリウム」はすでに生分解(有機物が無機物の状態になる)が終了しているため、河川を汚すこともありません。
【酸素系漂白剤 使い方】
「酸素系 漂白剤」を効果的に使用するには、温度と時間が必要となり少し手間がかかります。
例えば酸素系 漂白剤 衣類を漂白で使用する場合は、40℃以上のお湯に酸素系 漂白剤を入れ、汚れた衣類を30分~1時間ほどつけ込み反応させる時間が必要です。
酸素系漂白剤液体を洗濯機の注入口に入れて普通に洗っても意味がないので注意してください。
【洗剤の種類 アルカリ性洗剤】
塩素系洗剤もアルカリ性洗剤なのですが、塩素系とは異なるアルカリ性洗剤も私たちの日常でよく利用さえています。
キッチン周りのお掃除の際に利用されている、油汚れ洗剤や食器用洗剤で使用する洗剤、アルカリ性洗剤は販売されています。
洗剤には液体の性質の強さを示す数値があります。
pH(ペーハー)というのですが、これは0~14の数値で表されるんですね。
この数値が8~14が「アルカリ性」になります。
数値が大きければ、もちろん洗浄力が増しますので台所のしつこい油汚れに効果的ですので、アルカリ性洗剤が台所用の洗剤として製品化している商品が多いです。
食器用洗剤でも、弱アルカリ性洗剤(pH8~11)を使用している製品も見かけます。
食器についた油汚れはたしかに、取りやすいですがアルカリ性洗剤は液体の性質が強いので、手肌や素材を痛める原因にもなります。
アルカリ性の洗剤を使用する際は、必ずビニール手袋などを使用し洗浄することを推進します。
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