部屋干し洗剤のおすすめ


【部屋干し洗剤は有効?衣類が臭くなる??】

梅雨でもないのに最近雨が多いですよね・・

都内はGW前から天気が不安定、洗濯物も部屋干しの回数が多くロンドンのような天気ですが、日本は熱帯雨林の様に湿度が高いのでくせ毛の私の頭は実験に失敗した博士のような髪型で毎日を過ごしていますが皆さんはいかがお過ごしですか?

 

不安定な天候の影響で洗濯物も部屋干しの回数が増えます。

さて、本題ですがこの部屋干しに皆さんはネガティブな印象をお持ちではないでしょうか?

というのも部屋干しで衣類を乾かすと、「せっかく洗濯した衣類が臭くなる」「干してから衣類が乾くまで時間がかかる」

という意見やイメージを持たれている方が多いと思います。

そのため、雨が続くと乾燥機付き洗濯機を大手電機店のサイトでで子供の様に眺めてしまうものです。

洗剤メーカー各社も部屋干し洗剤を販売してます。

しかし、乾燥機を使わなくても、部屋干し洗剤を使用しなくても部屋干しの洗濯物は臭くなりませんし、乾燥も外干しと変わらない時間で乾燥させることは可能なんです。

私たちが洗濯の手順に大きな間違いを犯しているから、洗濯物が臭くなるからなんですよね。

それでは原因を見ていきましょう。

すれ違った時にいい匂いのする柔軟剤

【部屋干しで洗濯物が臭くなる原因】

洗濯物が部屋干しで臭くなるのは洗い方に問題がおりますが、まず洗う前に確認しないといけないことがあります。

 

「洗濯するために脱いだ衣類をどうしているか?」という点です。

私は独身のため、洗濯物に限らず自宅の家具の配置から、なにをするのも自分の判断で好き勝手しています。

そのため洗濯物に関しては服を脱いで、洗濯層に突っ込んでおいて、溜まったら洗濯する!というルーティーンでした。

これなら洗濯カゴのスペース分が浮いて、スペースの有効活用しているとさえ思っていました!

これ、「大きな間違いです!」

衣類を洗濯機の中に入れっぱなしにしておくと雑菌がどんどん繁殖するのです!

いわゆる、部屋干し臭、生乾きの臭い、乾いてもなんか臭い臭いは、すべてモラクセラ菌などの雑菌の仕業となります。

モラクセラ菌は糞のようなものを排出するのですが、臭いの元凶なのです。

臭い部屋干しの臭いのする衣類などは【雑菌の糞まみれの衣類ってことです】

衝撃的な事実ですが真摯に受け止めてください。

 

湿度の多い洗濯機の中に汗などが付着した衣類はモラクセラ菌の大好物です。

そもそもモラクセラ菌の栄養は水分だから、汗ばんだ衣類と湿気の多い洗濯機の中は雑菌にとって、とても居心地の良い場所になるからなんですね。

そのため、対策としてはまず洗濯かごがわりに洗濯機の中に洗濯かご代わりに洗濯物の衣類を入れて保管するのはやめましょう。

雑菌を増やさないためには脱いだらすぐ洗うがベストですが、洗濯物がある程度たまらないと洗濯機は回さないので洗濯物の保管には洗濯かごを利用しましょう。

 

・通気性の良いカゴを洗濯物の保管に使用する。
・脱いだ衣類は24h以内に洗濯する。

 

上記2点が非常に大きなポイントになります。

ちなみに洗濯かごはメッシュタイプなど、通気性の良いものがおススメとなります。

【部屋干し洗濯を効率的に!洗濯の洗い方で洗浄力が変わる】

次に臭いを発生させないためにはやはり洗濯で綺麗に洗浄することが大切です。

現代の洗濯機は高機能な物も多いですし、普通の洗濯機でも基本はボタン一つで洗濯が洗い終わりますよね!「洗い方って何を変えるの?」ここも菌を衣類に残さないためにしっかりと洗浄させる必要があります。

 

洗濯する際、洗濯槽一杯に衣類を入れて、洗ったりしていませんか?

この方法だと汚れが落ちない洗濯方法になります。

そもそも洗濯機の機能について説明すると

スタートボタンを押す→洗い→すすぎ→脱水と行程が進んでいきます。

厳密に説明すると洗い➡脱水、すすぎ➡脱水、すすぎ➡脱水となっています。

洗いの過程で汚れは衣類からはがれていきますが、まだ完全に繊維から離れた状態ではないと言えます。

洗い後の脱水の行程で繊維からはがれ、すすぎの過程で汚れが落ちます。

※ここで注意点ですが、洗濯の際、基本洗濯機は全自動なので洗濯物を入れると自動で水の量も計算してくれますが、最近の洗濯機は節水モードとなっている為、重要なすすぎ時に水の量が実は足りていません。

水の量はマニュアルで変更して多めに設定してたっぷりの余裕のある水分量でしっかりと汚れを落とすことが重要です。

洗いの段階で既に水量が少ないと洗剤も残ってしまいますし、もちろん汚れも浮きません。

肝心のすすぎ時に水量が少ないと汚れを落としてくれないので、衣類が綺麗になりません。汚れが残ってしまうからです。

この負のループで衣類が綺麗にならず、洗濯臭が残り嫌な臭いや汚れが残るのです。

私は現在、洗濯する際は基本満水にして洗いますし、少ない量の時は2段階水量を上げて洗います。

たとえば、雑巾などをバケツで洗うと少ない量だとなかなか汚れが落ちないですよね!

エレベーターの掃除をしている業者の方が、軽く水につけただけのモップでエレベーター内の床を掃除して、嫌なにおいが充満してる時ありますが、あれは汚いモップで永遠に吹いているから、逆に菌をつけているから汚れも臭いも残ります。。

ですので衣類を綺麗に洗い洗濯臭も残さないためには、十分な水量で綺麗に洗うことが、洗濯臭を起こさない綺麗な洗い方になるんですね!

【部屋干し洗濯の敵!お風呂の残り湯を選択に使用している場合】

これまでお話ししたことをまとめると気になる点がありませんか?

それは、おふろの残り湯で洗濯です。

温度の高いお湯で洗濯すると、洗剤との相乗効果もあり汚れは落ちやすくなります。

もちろん効果がありますし、食器以外にも油汚れの強い、換気扇の掃除やしつこい汚れを掃除する際は、私もお湯と洗剤で効率よく掃除します。

汚れが落ちやすいし、お湯の残り湯を使えば水道代も節約できるので、洗濯物を洗う際はお風呂の残り湯は効果的・・・ではないのです。。

洗濯物を洗う際にお風呂の残り湯を使用するのは、効果的どころか逆効果になります。

 洗濯物を洗う際にすすぎが重要とお話ししましたが、洗濯➡すすぎと綺麗な水で、なお洗濯と水の割合分量も大切なことをお伝えしました。

なのに洗濯➡すすぎでお風呂の残り湯を使ってしまうと、汚れがまた衣類に付着してしまいます。皮脂やタンパク質といった、人体の汚れがお風呂の中にはたくさんあります。

人が入った後の湯舟には入りたくないといった方もいますが、この汚れが嫌だからですよね。

この汚れが衣類に付着したままで乾燥させると、嫌なにおいの原因になるので、おふろの残り湯を使用した洗濯は避けましょう!

【部屋干しで洗濯物が臭くならないコツ!良い部屋干しをするには】

【部屋干し必須アイテム】

部屋干しで効率よく洗濯物を干すには、良い環境を構築することが必要なんですけど、簡単に環境は整えれます!

必要なのは温度・湿度・風を洗濯物を乾かすために、環境を整えます。

私は、企業のエアコンの設置メーカーさんとお取引させていただき、色々助言をいただいたりして、よいお付き合いさせていだだいています。

社長さんとよく色々なお話をさせていただくのですが、以前エアコンの効きも温度、湿度、風が重要だとお話しされていました。

夏場に湿度が高いと、エアコンの温度を下げても、なかなか涼しくならないご経験はありませんか?設置メーカーの社長さんは湿度をコントロールして、風を循環させれれば、エアコン温度を27℃設定でも十分涼しいと教えていただけました。

空調のプロの方も温度・湿度・風は重要だと教えていただきました。

洗濯物も湿度・温度・風をコントロールすることで、効率よく洗濯物を乾かします。

夏場、エアコンを27℃設定、冬場22~24℃位が一般的ですが、洗濯物を乾かす温度で考えると、このぐらいの温度で十分ですね。

湿度は40%位がベストなので、冬場は乾燥しているので特に問題はありませんが、梅雨時期や夏場は湿度が高いので、除湿器で湿度をコントロールしましょう。

除湿器を使用している方ならお分かりだと思いますが、梅雨時期に除湿器を使うとすぐ水が溜まりますよね。湿度の高さを実感しますし、これだけ湿度が高いとなかなか洗濯物も乾かないのが理解できます。

除湿器で部屋の余分な湿度をコントロールしてください。

後は扇風機やサーキュレータで衣類に風を送るとよく乾きます。

話は変わりますがお風呂上りに、お風呂場を乾燥させるためにサーキュレーターで風を送ったりして乾燥させる方いますよね。

あれは良い乾燥方法です。衣類にも風を当ててあげると効率よく洗濯物が乾燥します。

温度・湿度・風を利用し、室内干しの環境を整えてから、洗濯物を干すと5時間くらいで洗濯物も乾きますので、外の天気に左右されません。

外干しだと、衣類の痛みや花粉、PM2.5などの有害物質が付着するリスクがあったり、外出時天候が変わり帰宅したら干していた衣類が濡れていたなどの影響もあります。

洗濯乾燥機能付きのドラム式洗濯機は、高額なコスト面の問題もあります。

 

【部屋干し洗濯で効率よく洗濯物を乾かすための条件】

【温度】:エアコン
【湿度】:除湿器
【風】:扇風機・サーキュレーター

【部屋干し洗濯 まとめ】

洗濯物の部屋干しでも衣類が臭くならない方法を、見てきましたがどうでしたか?

今までの室内干しに間違えているポイントがあったり、新しい発見があったりと部屋干しに対して考え方が変わったのではないでしょうか。

私も洗剤工場で働き、取引するクリーニング店のオーナーさんや、空調設備メーカーの社長さん、その道のプロの方に教わり、有益な情報をしることができ、清潔で効率の良い洗濯が出来ています。

今回の部屋干しでも衣類が臭くならないポイントをまとめますね。

 

 

・洗濯物を洗濯槽に溜めない(洗濯かごを利用する)
・洗濯物は洗濯機の60%以内にして洗う。
・洗濯時の水の量は多めにして使用する。
・洗濯槽は定期的に洗浄する。
・部屋干しくる債は【温度・湿度・風】をコントロールし、部屋干しに最適な環境を構築する。

 

室内干し必要なポイントを守り構築し、綺麗に衣類を洗うことができ、部屋干しの正しい環境で干せば衣類は臭くなりません。

わざわざ、「部屋干し用洗剤」なども使わなくてすみますし、外で干した際の、天候、有害物質のリスクも排除できます。

また衣類の汚れてを取りたいからといって、洗剤を決められた分量以上に足しても汚れが落ちることはありません。むしろ洗剤がすすぎきれないので、決められた量の洗剤を投入してくださいね。

 

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